さぶかるぼっち

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Apple Musicなどの収益は?食っていけないバンドマンの為のストリーミング知識

好きなことで飯を食うのは難しい

 

こんばんはポペったです。

 

先日Apple Musicのレビューあげたのには理由がありまして、実はこの記事が描きたからなんですよ。

 

まだ見てなかったらぜひ↓

 

www.popepeblog.com

 

では本題に入ります。音楽のストリーミングサービスはアーティストにどう影響しているのでしょうか?また、今後アーティストはどうして行くべきなのか

 

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音楽ストリーミングサービスでの収入は大きくない

まずこちらの記事を見ていただきたいのですが、やはりストリーミングサービスの収入は大きくないです。

mobagate.net

 

まず、インディーズなどの「Unsigned Artist」は、このような利益になっています。

Apple Music:6.40ドル(約700円)
Spotify:3.80ドル(約420円)
YouTube:0.60ドル(約65円)
※いずれも1,000回あたり

そしてメジャーアーティストなどの「Signed Artist」はこのような利益です。

Apple Music:7.30ドル(約800円)
Spotify:4.40ドル(約480円)
YouTube:0.70ドル(約70円)
※いずれも1,000回あたり

 

出典:音楽ストリーミングでアーティストはどれくらい収入があるの?稼げてる?

 引用させていただきましたが、1000回再生で700円・・・うーん

逆にCDでアーティストに入る印税を考えてもらうとわかりやすいのですが、最大約10%のCD印税がアーティストに入って来ます。

 

ではシングルをストリーミング、CDで出した時の比較をして見ましょう

CDの場合1200円のシングルの10%、120円が一枚売れるごとに印税として入って来ます。

 

しかしApple Musicでは、1再生約0.7円入って来ます。単純計算CD一枚売って出した利益120円に到達するには、171回再生してもらわなければなりません。

 

今、iTunesの私の一番再生されてるであろう曲の再生回数を見てみると、170回。ちょうどシングル1枚分の利益いったかな?ぐらいです(5年前の曲なので参考にならないですが)まあ少し少ないにしても本当にいいものを出さないとApple Music筆頭のストリーミングサービスで利益が出せないことになります。

 

 アーティストとしてのブランドよりも曲の質が求められる

前までの音楽の買い方としては、このアーティストが新曲を出した!CDを買おう!とこんな感じでアーティストのブランドによって売り上げを出していました。しかしストリーミングの利益の出方をみると、どんなにブランド力があるアーティストでも曲を回数聴いてもらわないとCDより収入が少なくなります

 

今アーティストに求められているのは質がよく、寿命の長い楽曲となりました。

 

しかし、無名アーティストにはチャンスが増える

Apple Musicや他のストリーミングサービスは月額払っている方に気軽に聴いてもらえる という利点があります。

 

前までは曲を聴いてもらうのに無料でCDをばら撒くか、YouTubeのリンクを渡して見てもらうというのが支流でした。しかしどちらもお金になりにくい、もしくは予算がかさばってしまう。というデメリットがあります。

 

しかし、今はそれが資産になりつつあるのです。というのもApple Musicに登録し、そのリンクをお客に渡す、そこで聴いた方がファンになれば収入が少なからず入ってくるということになります。また、新曲を出せばそちらの宣伝にもなりますし。

 

国を関係なく楽曲を売り込める

前までは海外までファンを取得するには途方もない時間、そしてお金がかかりました。今はストリーミングのおかげでそこの面がとても緩和されています。実例をあげるとすればフューチャーベースなどの日本文化を取り入れた楽曲

 

 

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フューチャーベースは海外の方がファン層が多い不思議なジャンルですが、逆に日本のアニメや、KAWAII文化を取り入れた理にかなったジャンルになってます。

 

インスト、もしくは歌詞が英語なら海外へ売り込めるチャンスとなります。

 

 ストリーミングというもので音楽が変わるかもしれない

ファンへの音楽への届け方で音楽が変わって行くのかもしれません。今回は楽曲の印税だけでお話しましたが、音楽というもので収入を考えるのであれば、ライブなどでの収入もあります。

 

楽曲の印税だけがアーティストの収入ではないのでそこだけは覚えといてください。

 

ストリーミングで音楽が死ぬとは聞きますが、自分は逆に新しい時代の形を見ているようで好きです。

 

ではこの辺で!お疲れ様でした