ウォッチメンは普通のヒーロー映画じゃない。ネタバレなしで魅力を解説
どうもこんばんは、アメコミ大好きポペったです。
みなさんスーパーヒーロー映画とか好きですか?
色々いてどこから見たらいいのかわからなくなったりしません?
そんな色々あるスーパーヒーロー映画の中で私が一番好きなのが、
この映画、見どころが多すぎて本当にどこを言えばいいかわからなくなるほど好きなんです。
今回はレビューというか、まだ見てない人へ、見どころやこういう映画なんだ!ということを書いていこうと思います。
- ウォッチメンとはなんなのか
- スーパーヒーローがスーパーヒーローっぽくない?!
- オープニングクレジットで裏設定を語る。
- リアリティーが暗さをより引き立たせる
- 絶対にスーパーヒーロー映画が好きなら見た方がいい
ウォッチメンとはなんなのか
『ウォッチメン』(Watchmen)は、2009年のアメリカ合衆国のヒーローアクション映画。同名のアメリカン・コミックを実写化したザック・スナイダー監督作品。
2008年に製作され、全米では2009年3月6日に、日本では3月28日に松竹・東急系で公開された。日本では映倫によってR-15指定を受けている。ワーナー・ブラザース製作・配給。
ビジュアル的にも原作に忠実に制作されているが、ラスト付近の展開が異なるものになっている。
ウィキペディアさまは本当に有能。
ウォッチメンはここにも書かれる通り、原作にすごく近い形で作られています。
監督のザック・スナイダー曰く、「コミック通り作らないと良さが伝わらない!」とのこと。確かに原作コミックも読みましたが、若干違うだけで大体が一緒。
なので、コミック読んだ人と映画だけ見た人で話が噛み合わないなんてことは多分ない。
ウィキペディアのリンクが貼ってありますが、これネタバレガンガン書いてるんでもしかしたら見ないほうがいいかも
監督のザック・スナイダーは300(スリーハンドレッド)、マンオブスティールなどの監督。
DCコミックっぽく全体的にくらいです。すっごいどんより。
映画のあらすじ
時代は冷戦時代。アメリカとソ連の睨み合いが続く時代。ウォッチメンというヒーロー集団があり、ケネディー暗殺やアポロ計画、ベトナム戦争などでそのヒーローたちが活躍してました。
しかし、政府の政策でヒーロー禁止法みたいな法律ができ、ヒーローはヒーローとして活躍ができなくなります。
そんな中、昔ヒーローとして活躍していた古参ヒーロー、コメディアンが何者かに殺されます。
それを主人公、ロールシャッハは捜査を始める・・・
といった内容。
スーパーヒーローがスーパーヒーローっぽくない?!
ヒーローとして登場人物が多く出てきますが、みなさんの想像してるヒーローとは違います。
スーパーマンやアイアンマンのように何かすごい能力を持っているヒーローは一人しかこの作品に出てきません。ほとんと全員普通の人間なのです。
また、ヒーローっぽくない人間関係で悩むシーンやヒーローが人を殺しても平気な顔をしたりと今までのスーパーヒーロー映画としては異例の映画。バットマンとかとイメージは一緒だが、あんな成金は登場しない。
なんて言ったって主人公のロールシャッハが缶スプレーで火炎放射したりするぐらい。
ヒーローちゃうやん。
出典:ウォッチメン : フォトギャラリー 画像(2) - 映画.com
一人を除き、普通の人間なのですごい強そうな敵が現れるわけでもなく、もちろん無双するわけでもない。
この映画はアクションではないのです。サスペンスかSFといった表現が正しいのです。
オープニングクレジットで裏設定を語る。
ウォッチメンはお話が始まる前の設定からかなり面白い。
映画では、その部分はオープニングクレジットという形でボブディランの曲と共に流れますが、あのオープニングだけで泣きそうになる。(私だけだろうか?)
そこだけ簡単に説明すれば、
すごい昔はミニッツメンという集団で、悪から全ての人を守るヒーローだった。しかし、ミニッツメンのメンバーは徐々に悪党に殺されたり、引退などでいなくなっていった。そのあとの第二世代として出てきたのがウォッチメン。しかし、ウォッチメンができて間も無くヒーロー禁止方が生まれる。
といったことをセリフなく私達に語ってくる。
裏で流れてるボブディランの曲が日本語で「時代が変わる」
その通りで、映画の中の世界が変わったことをオープニングクレジットで言っています。
初めて見る方はピンとこないはずですが、見終わった後にもう一回オープニングクレジットを見れば絶対に良さに気づくはず!
あのオープニングだけでもう一作品かけるぞ?
リアリティーが暗さをより引き立たせる
ヒーロー映画なのにすごいリアルに見せているこのウォッチメン。
現実で起こった事件をウォッチメン風にアレンジしてりします。
例えば、ケネディー暗殺事件は政府に雇われたヒーローがやった事件だったり
世界終末時計なんかも出てきます。コミックのパッケージは世界終末時計が書かれてたり
そのリアルさがあるからこそ引き立つのが全体的な暗さ。
そこがウォッチメンの魅力の一つだったりします。
絶対にスーパーヒーロー映画が好きなら見た方がいい
今、いろんなヒーローが映画の中で戦っていますが、このウォッチメンは他のヒーローとは別のものと戦います。
詳しくは言えません。
ただ、最後見終わった後にあなたは一個の疑問が頭に浮かぶと思います。
それは「正義とはなんだろう」ということ。
解釈が色々できる作品なので、何回見ても面白い。
コミックも深いところまで書いてありすごい面白かったので、ぜひ映画見終わった後に読んで見てください!
それではこの辺で、お疲れ様でした!